「資源」「環境」「こころ」のリファインを業とし、社会に貢献する
環境への負荷が少なくサステイナブル(持続可能)な資源循環型社会への転換を目指します。
生活の中の「有機溶剤」
有機溶剤は、テレビやPC、スマートフォンなどの液晶パネルやリチウムイオン電池など、私達の日常のあらゆるシーンで活用される商品の製造工程で使用されています。
現在、有機溶剤の多くが使用後に焼却処分され、CO2排出量が増えることにより地球温暖化の原因にもなっています。
日本リファインでは、この使用済み溶剤を回収、精製、リサイクルすることで資源として完全に循環させることを目指しています。
溶剤リサイクル事業の取引先業界
日本リファインの主要事業である溶剤リサイクルの取引先業界は、スマートフォンなどに活用されるリチウムイオン電池を始めとする電池業界をはじめ、あらゆる業界の使用済み溶剤の再資源化と環境保護に貢献しています。
日本リファインの強み
あらゆる技術を組み合わせてお客様のご要望にお答えする。
それが日本リファインの強みです。
-
アップサイクル
お客様が排出する使用済み溶剤を回収、精製(アップサイクル)することで処分費用の削減、さらには環境への負荷を軽減します。精製する再生品は品質管理を徹底しています。再利用可能となった有機溶剤を安価で提供し、ハイレベルなコストパフォーマンスを実現できます。精製リサイクル事業へ -
ハイグレード化
半導体関連部材や医薬品をはじめとしたファインケミカル業界では、一般工業グレードでは対応できない高品質、高純度な精製が必要不可欠です。日本リファインでは長年蓄積した蒸留や分析技術を活かして、pptレベルの金属規格設定など、ニーズにお答えしたハイグレード溶剤を提供します。高機能化学事業へ -
設備エンジニアリング
お客様の抱える様々な課題を解決する省エネルギー型の溶剤リサイクル設備・環境保全設備を設計、ご提案いたします。環境エンジニアリング事業へ
同設備を導入することで、「産廃物量の低減・コストダウン」「資源のリサイクル化・環境負荷の低減」に貢献し、排水中の有機溶剤の再資源化と産廃ゼロ化を実現します。
アップサイクルによるNMP循環システム
これは日本リファインが現在まで培ってきた技術と経験を集大成させたビジネスモデルです。
独自開発した回収装置エコトラップは、NMPを含有する排ガスからNMPを回収する事に特化した設備で、浄化能力が高く、かつランニングコストが圧倒的に安いという特徴を持ちます。
また、NMPアップサイクルはNMP中に微量存在する不純物を極限までに除去しこの品質管理をする事で、リチウムイオン電池の品質安定化や歩留まり向上に貢献しています。
この2つの技術をかけ合わせることで、高機能・高品質が求められるリチウムイオン電池の分野において、日本リファインで無ければ実現できないシステムを作り上げる事が出来ました。
そしてこのシステムによってNMPはわずかな補充をするだけで永久に循環する事が可能となり大幅なCO2削減に貢献する事ができるのです。
日本リファインが目指すもの
日本リファインでは、カーボンニュートラルに向け、石油ベース溶剤から地上資源由来溶剤への置き換えやリサイクル提案など、新しい地上資源の事業化に積極的に取り組んで参ります。
カーボンニュートラルとは?
二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの人為的な排出量と、植林や森林管理などによる吸収量を均衡させることを意味します
気候変動の原因となっている温室効果ガスは、経済活動・日常生活に伴い排出されています。
カーボンニュートラルの実現に向けて、誰もが無関係ではなく、あらゆる立場から主体となって取り組む必要があります。
将来の世代も安心して暮らせる、持続可能な経済社会をつくるため、カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けて、温室効果ガスの排出量の削減 並びに 吸収作用の保全及び強化に取り組まなくてはなりません。
日本リファインのリサイクル
限りある資源の再生循環を生みだし、有効に活用するマテリアルリサイクルで地球環境に貢献します。
-
マテリアルリサイクル量国内1位
-
マテリアルリサイクル量国内シェア率約20%
-
溶剤リサイクル量(2018年)国内最多
日本国内の溶剤リサイクル
- 業界全体の溶剤リサイクル量:年間31万t
-
マテリアルリサイクル量になる原料:年間21万t
※リサイクル工業会調べ(2019年)
マテリアルリサイクルとは?
リサイクルには主に、「サーマルリサイクル」「マテリアルリサイクル」の分類があり、リサイクル方法により廃棄物の処理方法や活用方法が異なります。日本リファインでは、より環境資源に配慮した「マテリアルリサイクル」を行っています。
-
マテリアルリサイクル廃棄物を原材料として再利用するリサイクル方法です。
例えば使用済みの缶を粉砕、融解、再び固形化して新たな完成像の原材料とするなど、資源循環に直接貢献するため、サステイナビリティの高いリサイクル方法といえます。
また、サーマルリサイクルと異なり廃棄物を焼却処分しないため、CO2削減にも繋がります。 -
サーマルリサイクル廃棄物を焼却処分する際に発生した熱エネルギーを回収・利用するリサイクル方法です。
完全に分別しきれない廃棄物を有効活用でき、回収した熱エネルギーを熱気供給や電気として再利用できるメリットがある反面、微量のダイオキシンの発生や、燃焼後に残った灰に毒性の強い成分が生成されるなど問題点もあります。
資源・環境・こころを
『リファイン』する
環境への負荷が少なく持続可能な資源循環型社会への転換が求められています。
⽇本リファインでは、蒸留を中⼼とした分離技術を駆使し、資源として完全に循環させることで環境保護に貢献します。