分析機器
日本リファインでは、年間500件以上の分離精製に関する開発試験を行っています。
これらのデータを独自開発した蒸留計算や気液平衡の計算ソフトに活用し、お客様のご依頼に対して迅速に回答しています。
4台のARC(加速度熱量計)やDSC(示差走査熱量計)を用いて精製方法の安全性を慎重に確認し、ICP-MS、GC-MS、FT-IRなどによる分析を用いて高品質なリサイクルを行っています。
装置
品質分析装置
ICP-MS
製品中の微量金属を測定。電子材料向け有機溶剤の品質管理
GC-MS
原料、製品の品質管理及び製造工程管理、各種試験における不明成分の挙動確認
GC-FID/GC-TCD
原料、製品の品質管理及び製造工程管理、各種試験における成分の挙動確認
UV計
物質毎に特定の波長の光を吸収する性質が異なるのを利用し、成分の定性・定量分析
カールフィッシャー水分計
原料・製品の水分測定
pHメーター
液体のpH(水素イオン濃度)を測定
熱分析装置
DSC
熱に対する安定性を測定します。
蒸留時の高温で分解、または反応する成分がないかどうか評価するために使用します。
RADEX
熱に対する安定性を測定します。
蒸留時の高温で分解、または反応する成分がないかどうか評価するために使用します。
ARC
加熱操作を伴う蒸留操作を安全に実施するために原料のもつ熱的な特性を事前に把握するための装置です。
蒸留試験装置
オルダーショウ蒸留装置
棚段を持った実機に近い構造の蒸留装置です。
実機で蒸留したときに原料がどのような挙動を示すのかシミュレーションします。
オスマー気液平衡測定装置
この装置で得られた結果から気液平衡関係を求め、蒸留シミュレーションを行います。